服装編2 スーツの色は暗い紺@就活初心者に送る内定までの道のり
現在大手金融で人事を担当する筆者が
就活初心者が悩まなくても良いのに、悩んでしまう事柄を解説します。
スーツの色は、暗めの紺!そして無地のもの!
一般的に選択肢となるのは、黒か紺で、紳士服屋に行くと比較的年配の方ですと黒をお勧めしてくることが多いように感じます。
だいたい、黒が一般的で、紺でも良いけど… といったお勧めをされると、つい無難に黒を選んでしまいがちだと思います。
大体進められるのはこんな黒でしょうか。
この写真だと自然に見えるかもしれませんが、日本のビジネスマンでこんな黒を着ている人はほとんどいません。
実際には、以下の暗い紺ぐらいが自然です。
そして、面接者は当然社会人ですので、むしろ学生さんの毎年の真っ黒なスーツに違和感を感じる日々を過ごしています。
面接する立場としては、正直なところ若手らしさ はあると好感が持てますが、学生らしさ を求めている訳ではないはずです。
暗い紺ぐらいで面接にきていただいたほうが、自然に受け止められます。
個人的には柄ものでも構いませんが、若手らしさ をどう考えるかは人それぞれですので、無難な無地で良いと思います。
また、暗い紺のスーツは、入社後も使える点もメリットといえるでしょう。
一方、黒いスーツは入社後しばらく着ることはできますが、実際に働き始めて、例えば外のお客様とお会いするには少し違和感があります。
さて、色が決まったところで、どこで、いくらぐらいのものを買えば良いでしょうか。
スーツ専門の量販店で、まずは1~3万円のものを2着買えば十分です。
ポイントは、ちゃんとお店でサイズを測って買うことです。ただそれだけで十分です。
サイズが分かった上であれば、ネットを活用するのも良いと思いますが、まずはどこでも構いませんので、お店で買いましょう。
スーツ専門でない量販店の場合、お店の方がそれほど詳しくない可能性るので、注意しましょう。
留意点としては、小物類等をやたらと高額なものを含め進めてくる方も多い印象ですので、必要以上に高額なものを購入してしまわないようにしましょう。
1着だけですと、いざというときに汚れてしまったり、雨でへたってしまったりしますし、スーツは休ませないとすぐダメになってしまいますので、2着買いましょう。
2着目としては、同じような色か、こちらは冠婚葬祭に備えて黒でも良いかと思います。
結婚式等は最近黒でなくても構わないことが多いですが、葬式はさすがに黒ですからね。
次回は、その他小物類について解説します。